作品情報
『ハードコア』は、2015年に公開されたロシア連邦・アメリカ合衆国共同制作のSFアクション映画。監督・脚本はイリヤ・ナイシュラー。初の全編一人称視点で作られた映画である。
監督のナイシュラーがフロントマンを務めるロシアのロックバンド「バイティング・エルボウズ」の楽曲が話題となり、その映像を見たプロデューサーのティムール・ベクマンベトフの勧めにより、PVと同様の手法を用いて作成された[3]。
2015年、トロント国際映画祭の「ミッドナイト・マッドネス」にてプレミア上映。観客賞を受賞した。2016年には全米約3000館で公開し、初登場5位を記録した。日本においてはカナザワ映画祭期間中の2016年9月24日にジャパンプレミア爆音上映が行われ、2017年4月1日に劇場公開された。
ほぼ全シーンが主人公・ヘンリーの視界として、スタントマンの頭部に固定されたGoPro Hero 3を用いて撮影されているため、主演男優・女優のクレジットはない。監督のナイシュラーもスタントマンを務めた。
テレビゲームのPAYDAY 2とコラボし、出演しているシャールト・コプリーがPAYDAY 2にジミー役としてプレイキャラクターとして出演した。
この映画が始まることの発端は2013年。突如としてYoutubeにアップされた約7分間の動画でした。世界初の試みと呼ばれたその映像は、今までの常識を覆し、世界中のネットユーザーから注目が集まり、後にSNSで拡散され最終的には再生回数1.2億超えという驚異的な数字をたたき出した。
そしてそれを見たユーザは、その動画の長編映画としての完成を待ち望んでいました。
その後2016年に本編公開後、全米映画興行収入ランキングで初登場5位を記録。そして2017年満を持しての日本公開となりました。
この映画はFPSゲームをプレイしているかのような映画で、銃撃シーンもかなり多く私もFPSゲームが大好きなのでついついAmazonでレンタルしてしまいました。笑
ネタバレ
主人公は物語のはじめ、水槽の中で目を覚まします。
目を覚ましたのはどうやら人体実験室みたいな所で、目の前には綺麗なお姉さんがいて主人公のことをヘンリーと呼んでいました。
しかもこの女性(名前はエステル)は主人公の奥さんだと言う。しかし、主人公は記憶を失っており彼女のことを覚えていないので、これが本当かは分からない。
主人公の左手と左足は無くなっており、物語が始まるとすぐに義手、義足を付けられます。
「ハードコア」の世界は近未来で、最新の技術を使い主人公の声を好きなように変えたり、義手、義足を簡単に神経と繋ぎ合わせたりしていました。
そして侵入者のアラートが突然作動し、瞬く間に研究者や主人公もろとも侵入者にホールドアップされてしまいます。
ここで突然出てきたのがこの男。名前はエイカンで死者を蘇らせて軍隊を作ろうと目論んでいるらしい。
ヘンリーとエステルは敵の隙をついてなんとか研究所から脱出ポッドを使って研究所から脱出します。
研究所は上空にあり、脱出するには脱出ポッドを使わないと逃げられなかったらしい・・・
物語は進み、敵からひたすら逃げるシーンがずーっと続く。
ここらへんで映画の半分、そろそろ酔ってきた。。。
銃撃シーンといい、フリーランニングといい、接近戦といい全て画面が大きく揺れるので画面を凝視していると酔ってくる。。。
正直、FPSとかTPSとかよくゲームでやっていたがここまで画面が揺れると吐きそうになる。笑
そして最初の方から最後の方まで主人公を助けてくれる人物がいました。
そやつの名前は「ジミー」
出会ってすぐに、車に乗せてくれて一緒に逃亡を試みますが速攻で手助けをしてくれたジミーは打たれて死んでしまいました。笑
死ぬのはやっ!笑
って思ったのですが、なぜかジミーが何度も逃亡の途中で出てきます。
ここらへんで私は「え?さっき死ななかった?」「絶対今の死んだよね?」と映画を見ながら混乱しました。
バスで主人公の充電方法を教えてくれたすぐ後に敵に焼き殺されます。笑
ストリップバーでお楽しみのジミーは薬物を大量に摂取して、敵陣に突っ込みまたも死亡。笑
このあと、バイクで事故り死亡。。。ここまでで死亡回数=4
そして主人公が戦車に襲われたあとまたも出現。笑
そしてジミーのいる研究所に無事ヘンリーは到着してジミーの謎が解けます。
彼は前までエイカンの研究を手伝っていましたが、期待を裏切ってしまい背骨を折られて下半身不随になってしまいました。
その後、ジミーは研究を重ね自分のクローンを大量に生成することに成功します。
そしてこの車椅子に乗っているのが本物のジミーでした。
物語は進み、ジミーとヘンリ―はエイカンのアジトに侵入します。
そこで無数の敵と戦うのですが、ここで驚きの展開というか予想していた展開が・・・笑
この映画の最初にエステルは、「私はあなたの嫁よ」と言っていましたが全部嘘だったのです。
実はエステルはエイカンと恋人関係にあり、主人公含めて人造人間の初期記憶として全員にエステルは奥さんだと信じ込ませていたのです!
ここで堪忍袋の緒が切れた主人公はエイカンとエステルを殺害して映画が終了。
感想
最初っから最後まで一人称視点で物語が進んでいく「ハードコア」は今までの映画とはまったく違った感覚を体感できる映画でした。
また、普段からFPSやTPSのゲームをやる人たちは、それが現実世界だったらどんな感じになるのかをこの映画は実現しているので、そこはとてもいいアイディアだな~と思います。
しかし、話の展開的にはある程度予想でき、もはや私は予想していた通りにストーリーが進んでしまいそこを含めるとこの映画はずばり・・・
★★★☆☆ 3/5
ですかね。
しかし、新しい感覚である一人称映画を体験してみたい!また、FPSが大好きだ!!という人にはやっぱりこの映画は見応えのある作品だと思いますので、
是非一度見てみるといいでしょう。
ちなみに私は映画を見ている途中に何度も気持ち悪くなり何度も停止ボタンを押して休憩しました。笑
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