Cisco Nexusシリーズ

【vPC(virtual PortChannel)】概要

vPC(Virtual PortChannel)とは

 vPCは仮想ポートチャネルと呼ぶこともあり、本来ポートチャネルは物理的に異なる2台のデバイスに対してチャネルグループを組むことができません。しかし、vPCの技術を使用することにより、異なる物理機器をまたいでポートチャネルを組むことができます。

vPCの技術はCisco Nexusシリーズで使用することができ、近年ではよく使われています。

vPCを使用しない場合

vPCを使わずに機器とリンクの冗長構成を考えた際、本来であれば以下の2パターンになってしまいます。


 各機器に対してリンクを張るとSTPにより片方のリンクが論理的にブロッキングにされてしまい、せっかく繋げたケーブルの中をデータが流れていきません。


 ポートチャネルを組もうとした場合、別機器をまたいでポートチャネルを組むことはできませんので、上記のような構成になってしまいます。

 仮に左上の機器がダウンした場合、もれなく下にいる機器は通信することが
できなくなってしまいます。


 別機器をまたいでポートチャネルを組むことができるようになります。

vPC技術の用語

  • vPC:vPCピアスイッチによって形成されたポートチャネル
  • vPCピアスイッチ:vPCを実行し、vPCを提供するお互いの機器
  • vPCメンバーポート:vPCを設定したvPCピアスイッチ上の物理ポート。
  • vPCピアリンク:vPCピアスイッチ間の10GEのポートチャネル。vPCピアスイッチ間で同期のために使用されるリンク。ピアリンクを使用してローカルピアからの発信パケットとしてタグ付けする。対向のvPCピアスイッチのvPCメンバーポートの障害発生時に、データトラフィックを導く。
  • vPCピアキープアライブリンク:リモートピアが正常に動作しているかどうかを判別する”セカンダリテスト”として使用されるL3通信パスを提供する。このリンクではデータトラフィックや同期トラフィックは送信されない。
    ※ このリンクのためにManagementインターフェースを使用することをCiscoは推奨しています。
  • vPCドメイン:vPCを構成する2台のvPCピアスイッチが所属するドメインのことを指します。
  • CFS(Cisco Fabric Services):ステートフルな設定メッセージの送受信と同期をサポートするよう設計されたプロトコル。vPCピアリンクでやりとりされ、vPCピアスイッチ間の状態の同期(MACテーブル等)を行う。

vPCの設定例についてはコチラ

      
60か国の講師陣とマンツーマン!

Pickup post

  1. 【CCENT廃止】Cisco認定試験制度変更(2020年2月24日~)
  2. 【合格体験記】AWS 認定クラウドプラクティショナーの効率的な勉強方法

Related post

  1. AI人工知能

    人工知能について知る!【パーセプトロンについて学ぶ】

    上記のサイトで、人工知能について学ぶ際に実…

  2. IT

    【LPIC廃止!?】新設されたLinuC試験について

    最新情報はこちらの記事を参考https://infocloudin…

  3. IT

    応用情報技術者試験に合格したい方必見!効率的な勉強方法

    IT業界で働く方が取得している資格「情報処…

  4. IT

    Cisco WLC & Aironet(AP)技術紹介

    今回は個人的なアウトプットのために、無線LAN技術のCIsco WL…

  5. IT

    【Wireless LAN Controller(WLC)】概要と設定

    Wireless LAN Controller(WLC)とは …

Comment

  1. No comments yet.

  1. No trackbacks yet.

おすすめ記事

  1. AWS Practitioner
価格満足度No1
  1. 最新ニュース

    タバコの値段がまた上がる?今後のタバコ事情を紹介
  2. AWS Practitioner

    AWS

    【合格体験記】AWS 認定クラウドプラクティショナーの効率的な勉強方法
  3. AWS

    【CCENT廃止】Cisco認定試験制度変更(2020年2月24日~)
  4. IT

    【LINE Notify】毎朝天気のお知らせをLINEで送る方法
  5. 英会話

    英語を勉強するならDMM英会話!効率的な勉強法をご紹介
PAGE TOP