Wireless LAN Controller(WLC)とは
WLCとは、複数台の無線LANアクセスポイント(Wi-Fiアクセスポイント)を一元管理する装置です。
WLCは基本的に各アクセスポイントとケーブルで接続され、SSIDや周波数チャネル、電波強度などの設定を管理することができます。通信状況を常に監視し、負荷分散や端末のアクセスポイント間の移動を行なうほか、ユーザ認証やVLANの管理なども行なう。
下図はCisco 2500 シリーズのワイヤレスランコントローラです。
Cisco2500シリーズは50台のアクセスポイント接続や500台のクライアント接続に対応しておりますが、2018/4/18時点で発売とサポートが終了しているため比較的安価で購入することができます。

WLCの各インターフェイスはPoE(Power over Ethernet)に対応しており、APをEthernetケーブルでWLCに接続することにより、WLC側から直接電源を供給することができます。
Cisco Aironet(AP)
Cisco AironetはCisco Systems社が出すアクセスポイントです。
下図のAPはCisco Aironet 1700シリーズで、こちらも2018/4/30に販売とサポートを終了しているので、安価に購入することができます。


裏面は上記画像のようになっており、POEと書かれたインターフェイスとWLCを接続することによって、電源供給を受けることができます。また、APの初期設定(IPアドレスの割り当て等)はコンソールからアクセスして設定します。
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