こんにちは、G-CLOUDです。
最近LPICが日本でもう受験できなくなる噂話や、LinuC試験が新設されたり、IT業界で少し世間をざわつかせています。
そこで、今回はLPICとLinuCの違いや現状LPICが日本で受験できるのか等を紹介していきます。
目次
なぜLinuC試験が新たに作られたのか?
もともとは、日本国内でLPI-JapanがLPIC試験を提供していましたが、突然日本オリジナルのLinux技術認定試験として「LinuC」試験を新設しました。
その理由として、LPIC試験の問題が既にネット上に流失している問題があり、合格者のスキルを一律に測定することができなくなったためと言っています。また、他にもLPICの試験内容は日本のIT企業ではあまり使わない技術が試験範囲に入っていることが多く、日本のIT企業で使う実務に沿った試験内容に変えたと言っています。
※8/20にLPI-Japanが公式にLPICの提供を廃止すると発表しました。
詳細を知りたい方はコチラ
そして、LPI-JapanはLPICからLinuCを受験するようにと推奨している。
LPIC試験は日本で受験できるか?
LPIC試験を運営するのはカナダLPI Inc.ですが、今回のLPI-Japanが勝手にLinuCを新設したことにより、カナダLPI Inc.とLPI-Japanはもはやビジネスパートナーではなく、ライバルになってしまいました。
そして、カナダLPI Inc.は今年の6月に新たにLPI日本支部を設立し、LPICを引き続き日本でも提供すると公表しました。
なので、LPIC消えちゃうの?と心配になっていた方々。ご安心ください!LPICはまだ日本国内で受験することができます!
結局LPICとLinuCどちらを受験すればいいのか?
現状、カナダLPI Inc.が主催する試験「LPIC」とLPI-Japanが主催する「LinuC」の2つが混在しています。
どちらもLinuxの技術レベルを表す資格なので、「これからLinuxを勉強しよう!」と思っている方や「LPICは既に持っているけど、有効期限が近くて資格が失効しちゃうから更新しなきゃ!」や「LPICとLinuCどっち受験すればいいの?」と思っている方もいることでしょう。
LinuCは日本国内に向けた資格で、就活にも有利そうに見えますが、はたして本当にそうでしょうか?
LPICは世界で通用する資格。LinuCは日本でしか通用しない資格。
ましてやLinuCは新設されたばかりの資格で、ネームバリューがまったくありません。せっかくLinuCを取得して履歴書に書いても人事の人に「この資格は何の資格ですか?」と聞かれることもあるでしょう。。。
なので、これからLinuxを勉強して資格を取得しようと考えている方はLPICを引き続き勉強、受験されることをオススメします。
現状LPICもLinuCもシラバスの範囲が大きく変わることはないので、現在出版されている以下の教材で問題なく勉強することができます。
LPICまたはLinuC レベル1
LPICまたはLinuC レベル2
LPICまたはLinuC レベル3
・LPIC公式サイトはコチラ
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・LinuC公式サイトはコチラ
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